2月から定期開催を行っているVision Quest落語なにナンデ。
年に4回、米朝一門の新進気鋭の若手噺家さんおひとりずつお招きして落語を聴いています。

とは言え、そもそもみなさん、落語会に行かれた事はありますか?
普段「落語」を聴くこと、ありますか?
それ以前に、もしかして落語は「きっとつまらない」なんて思ってませんか?

かく言う私も以前はその一人だったからこう言うのですが。。。。。
そう、なんとなくツマラナイだろうなと思って聞いてみようともしていなかったのです。
が、それってとんでもない思い違いで、今や、落語を聞いてなかったこれまでの日々を「ずいぶんソンしてたなー」とすら思う様になっています。

落語で不思議なのは、オモシロくてあははと笑っているのに時々ふっと泣けてきちゃう「泣き笑い」が不思議な感覚の「ライブ」ということ。
舞台と客席がめちゃくちゃ近くて、同じ話も人によって毎回話が変わったり、こちらの聴き方や状態で話の受け止め方も変わるという、何度聞いても飽きない「一回きりの最高のエンタメ」なんですよね。

もし、なんとなく聴いた事がないだけだとしたら、そんなモッタイナイ思い込みを外して、落語で人生を笑いで豊かにして欲しいと思っています。

そしてこの「落語なにナンデ」の会ですが、
親しみやすい若手の噺家さんと間近に接して交流する中で、初心者の方が自然に落語通になれるような流れになっています。
落語通の方にとっては、噺家さんのライフストーリーを通じて知る落語が、これまでとは違う新しい落語の世界を見せてくれるのではないかと思います。

第4回目となる今回は、桂米團治一門の慶治朗さんと、東京の瀧川鯉昇一門の鯉丸さんによる「二人会」。

お二人が出会ったのは去年のある落語会のお手伝いでのこと。
すっかり意気投合した、その内容がなんと「仮面ライダー」話とのことですが(子供か!w)、慶治朗さんは学生時代のバイトは被り物の「中の人」だったとも聞きますし、趣味は「特撮ヒーローもの」で特技は「現代殺陣」ですから納得かもしれませんw

そして鯉丸さんと慶治朗さんの二人会の見どころは、何と言っても「東西対決」!
東京と大阪の大きな違いは、修行の道筋が異なることです。
東京では前座→二つ目→真打と段階を追って出世していくのですが、大阪はこの制度がありません。
その中で、鯉丸さんは二つ目になって一年、慶治朗さんも内弟子修行が明けて一年。
(あえて言うと、大阪での「内弟子修行が明ける」という事が、東京の「二つ目」に近いと言えるかもしれません)
そして、実年齢では慶治朗さんが上ですが、年季は鯉丸さんが先輩、
師匠もそれぞれ個性的、など、噺家さんとしてのお二人の制度の違いへの思いや職業観も気になるところです。

どんなお話を聞かせて下さるのか本当に楽しみです。

【日時】11月12日(土)14時開演〜17時半終了
【参加者】20人限定
【開催場所】東逗子#910
★東逗子#910は横須賀線東逗子駅徒歩5分のところにあります

【参加費】4,000円(交流会込)
※お茶、上菓子をご用意しています。
大阪落語地図
※なにナンデ初参加の方には米朝公式グッズ「大阪落語地図」をプレゼントしております

 

 

※万が一落語会のみの希望の方はおっしゃってください。
ただし、交流会のみの参加はご遠慮頂いております。

【当日の予定】
14時開演
14時〜16時:落語二席、鯉丸さん・慶治朗さんとの3人対談・ココだけ話
16時〜17時:Vision Quest交流会
17時半閉会
(状況により、若干の変更の可能性あり)
【お願い】大変申し訳ありませんが、今回は未就学のお子様はご遠慮頂いております。
別途、親子で楽しめる落語会などの企画を設けますので、その機会を楽しみにお待ちくださいませ。

【キャンセルについて】
準備、手配の関係上、11月9日(水)18:00以降のキャンセルに尽きましては4,000円を申し受けます。
何とぞご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
(キャンセル料は、後日お知らせする口座までお振り込み願います)

お申し込みはコチラのフォームからお願いします。

東逗子#910への道順他、会についての詳細は11月7日頃にお申し込みくださった方に別途直接ご連絡いたします。
20人限定の少人数の会ですので、お早めにお申し込みください。

【桂慶治朗さんのプロフィール】
●本 名 佐々木 慶喜 (ささき よしき)
●生年月日 昭和59年4月24日
●出身地 大阪市生野区
●経歴
平成24年 5月 桂 米團治に入門
平成24年 10月 尼崎落語勉強会にて初舞台
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●趣味
読書、特撮ヒーロー
●特技
現代殺陣
●コメント
現在10年以上、ほぼ見た目が変わっていません。
そしてその分、フレッシュさも失いません。
見た目は変わらずとも、芸はどんどん進化していきます。

【瀧川 鯉丸(たきがわ こいまる)さんプロフィール】
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●本名 飯盛 勢也(いいもり せいや)
●生年月日 昭和62年5月30日
●出身地 神奈川県横須賀市
●芸歴
2010(平成22)年12月 瀧川鯉昇に入門
2011(平成23)年4月 前座になる、「鯉〇」
2015(平成27)年4月 二ツ目に昇進、「鯉丸」
●コメント
塩鯛師匠のように、先輩方が大事にしてきた噺と心意気を「いいカタチ」で受け継ぎ、毎日どこかで高座に上がっている落語家を目指しています。
●ホームページ http://www.koimaru-rakugo.com/