今回は、ヒット商品研究家でテレビショッピングキャスター歴 16年の香坂コーリー知永子さんがゲストの読書ご飯会。
テーマ本は、6月に上梓された『「話す」を「お金」に変える技術』でした。

ちなみにVision Questの読書ご飯会とは、
・著者さんのお話を直接お聞きして、本だけでは得られない生の気づきを得ること。
・美味しいお食事とお酒を頂いて、幸せで満ちた気持ちになること。
・イベントのテーマに沿ったプチワークを通じて同席の方と交流をしながら、新しいご縁も広げること。
この3つが目的なので、本を読んでなくても、まぁオッケー。
(是非読了して参加して頂きたいと思っていますがw)
毎回、お開きになる時間には、会場がみなさんの明るい表情と活気でいっぱいになります。
とにかく、主催者冥利に尽きるイベントです。

さて、知永子さんに話を戻しまして。
イベントの打ち合わせでじっくり知永子さんにお話を聞くと、
知永子さんはお話のプロでいらっしゃると同時に、願いを叶えるプロでもいらっしゃる。
そこで、本では語りきれなかった「夢を叶える」にフォーカスしてお話頂く事になりました。
自分の心の中にある思いを言葉として取り出して表現出来る人が、夢や願いを叶えられるのかなと思っているのですが、
その意味で、お話のプロ=願いを叶えるプロというのは当然かもしれません。
その「プロ」に極意を教えてもらえるとても贅沢な時間でした。
「夢を叶える技術」についての詳しい事はセミナーに来られた方の特権。
ここでは、書ける部分と私の考えをまとめてお伝えします。

願いを叶えるために必要な事

会の最初の方で、知永子さんが私たちにさせた事。
それは、
まず、邪心ない気持ちで、願いを書きだす事、でした。

つまり、
あなたの夢、叶えたい事は何ですか?
それを、5つ紙に書いて下さい。
と聞かれたんですね。

ちなみに、今回のセミナー対象者は
・叶えたいと思う夢があるけれどまだ実現に向けて踏み出せていない方
・夢を持ちたいと思っているけどその夢が何かまだよくわかっていない方
つまり「叶えたい夢がわかっていない人」も対象でしたので、夢と言われても、、、という方もいらしたのですが、
そんなのお構いなしです。

知永子さんトーク

「大きな事でなくてもいいんです、小さな事でも構いません。何か夢や願いを挙げて下さい」と。

でも。

実際に夢を言葉(文字)に挙げていない人って、案外、多いと思うんですよね。
人は自分で思ってもみない事を聞かれると、
まず、問い自体が初めて自分の中に内在化するもので、
次にその「問い」を表面に取り出して、始めてそれは形になっていくらしいです。
以前、コーチングをしている方から
「夢やビジョンは、油絵のように何度も上に塗っていく事でより形になっていくんです」と教えて頂いた事がありますが、
まず問いかけてから自分の中に内在化している夢やビジョンを取り出す事が最初の一歩なんですね。

ところで、会の途中で面白かったのは。
「夢を書いて下さーい」と知永子さんに言われ、皆さんが夢を書き出している時、
お一人から「あのー。叶わない夢でもいいんですか?」という質問が出た事でしたね(笑)
知永子さん、
「叶わない夢なんてないんです!」
と即答されていらっしゃいましたw

そして、知永子さん曰く、夢が叶えられる人の特徴は、
素直な人、諦めの悪い人
だそうです。

何を隠そう、私は「素直」で「諦めが悪い」タイプの典型なので、これはイケル!と、盛り上がり〜。

乾杯

また、夢を引寄せるために必要な法則が「3もん」の法則。
大阪生まれの関西人である知永子さんらしい言い回しですが、
これは小学校6年生の時に編み出して以来、座右の銘にしているほどだそうです。

「3もん」の法則とは
・言うてみるもん
・やってみるもん
・それで当たれば儲けもん

この3つの「もん」を実践していたら、チャンスが向こうから歩いてきます。(P181)

だそうです。

まずは「言いふらしておく事」(言うてみるもん)
そして大事な「事前の準備」 (やってみるもん)
あとは「チャンスをつかめたらラッキー」(それで当たれば儲けもん)くらいの気持ちでいること。

事前の準備とは、いざとなった時にすぐに動けるように書類の準備をしておく、
スキルを磨いておく、
何かに参加するとか応募するなどをして、
まず動いてみる事。
やるかやらないか迷ったらとりあえずやってみること、だそうです。

願いは叶うと言いますが、願っているだけでは決して叶わない。
この「3もん」の法則を「素直に」やってみて夢を「諦めない人」が夢を叶えるのですね。
行動してこそ始めてチャンスを引寄せる事が出来る。
確かに、オプラ・ウィンフリーの名言にも「幸運とは、準備がチャンスに出会うこと」という一節がありましたが、
今回も知永子さんから同じ話を聞き、改めて自分に落とし込めた感じです。

伝える極意について
また、「話し方の極意」についてもいろいろ教えて頂きましたが、ちょっと意外だったのは、
口べたの方が思いは伝わる
と言う事。

補足すると、
「口べたでも」気持ちでしゃべる人、その商品を愛している人、サービス精神が旺盛な人の方が思いは伝わる、
という事だそうです。

そして、もうひとつつけ加えるなら、
口べたでも、楽しそうに仕事をしている人(本気で仕事と向き合っている人)(P128)

やはり、「伝える」ためには、話が上手かよりも「心の持ち方」が問われるんですね。
また、さらに突っ込んで、
伝えるとは
「自分が持っている膨大な情報をまとめ、相手のニーズに合わせて簡潔に整理して、お渡しする事」
と言う言葉には、改めてハッとさせられました。

「思い」が強過ぎて説明や話がくどくなり過ぎる事って、よく起こります。
(私もそのタイプです)
こうなると、焦点がぼやけてしまう。せっかくの良いところが伝わらなくなるのだそうです。(P130)

だそうで。。。。はい。汗。
そうならないために、「自分の知っている事を切り取って話す」 事が大事なんですね。

他にもたくさんのTIPがありましたが、是非、知永子さんのご本をお読み頂きたいとお思います ↓ ↓ ↓

「話す」を「お金」に変える技術
• 作者: 香坂コーリー知永子
• 出版社/メーカー: サンマーク出版
• 発売日: 2015/06/22

販売を生業とする方にはもちろんですが、自分の思いを伝えたいと思っていらっしゃる方にも目からウロコのお話が満載かと思います。

また、今回のVision Questの参加費の一部を子供地球基金(鳥居晴美さん代表の子供たちの絵が子供たちを救う活動)に寄付します。
それも、知永子さんのご本の収益の一部が寄付されている事にご縁を頂いた事。
イベントには、子供地球基金代表・鳥居晴美さんもお越し下さって、
晴美さんご自身の活動やこれまで叶えて来た夢についてお話くださいました。
鳥居晴美さん
本当に、エネルギーの高い方の周りにはエネルギーの高い方がいらっしゃるものですね。

ちなみに余談ですが。
実はこのイベント、願い事をたてると夢が叶いやすいと言われる新月近辺の夜に開催しまして、
まさに、テーマにドンピシャな日でした。

この日にしたのはたまたま偶然だったのですが、参加された方からは、知永子さんに言われた通りの事をした途端、
早速願いが一つ叶ったという報告も受けました。
会があまりに盛り上がり、是非同じメンバーで、半年後に再会しましょうという話にまでなりました。

半年後の皆の変化が今から本当に楽しみです。

もう一つ余談。
コーリー知永子さんとのご縁は、
「ご縁を引寄せる」をテーマに8月下旬に金澤悦子さんと開催したVision Quest読書ご飯会
金澤さんと古くからの友人でいらっしゃる知永子さんが参加者としていらしてくださったのがきっかけでした。
知永子さんも『「話す」を「お金」に変える技術』を上梓されたばかりだったことから、
是非、知永子さんの本を使っての読書ご飯会を開催しましょうという流れになったのですが、
ご縁の引寄せがテーマに開催した会で、私自身が大きなご縁を頂いたのですね。本当に有り難い事でした。