対談インタビュー「入居前からフラミンゴ(退去)までのお話」フラミンゴ(元島民)リンさん

フラミンゴとは、#910(ここのつ島)という島に拡大家族の一員として一定期間滞在した後に旅立たれた方のこと。手っ取り早く言えば「元・島民」(元・住人)。

フラミンゴたちへの対談インタビューのきっかけは、

【島民そしてフラミンゴとは】

#910(ここのつ島)を飛び立って約4ヶ月のりんさんに聞いてみました!

★シェアハウスに入ろうと思ったきっかけ?

ここの:今回は、#910(ここのつ島)を飛び立って約4ヶ月、今はフラミンゴのりんさんにインタビューということで帰って来てもらいました。
まずは、#910(ここのつ島)へ入居したきっかけについて教えて欲しいんだけど・・・。
そもそも、40歳という節目のタイミングに過去20年を振返るための時間を持つために会社を前向き休職したことから始まるんだよね?
で、その休職期間にシェアハウスに入ろうって考えてたんだっけ??

りん:いえ、思ってはなかったんです。選択肢としてシェアハウスはありだな、とは思ってましたけど。

ここの:じゃあ、逗子に一人で住もうって考えてたんだ。

りん:そう、山と海の自然がある逗子、葉山あたりにそもそも引っ越そうかなと言う考えもあって賃貸物件含めて探してたんです。
ただ、住居を全てこっちに移してしまう最後の一押しが自分の中に見つからなくて。
わたし、結構躊躇しちゃうタイプなのでいろいろ考えてたら、お世話になっている人生の大先輩に「今のりんちゃんは少し休息モードに入ってるだけ。引っ越しして隠居しない方がいいよ。ギアが入ったタイミングですぐに動き始められるために、「間借り」(笑)にしたら?」と言われて。
確かにまだまだ40代だし、仕事もすごく楽しいから完全な引っ越しはしない方がいいのかな、とは思いました。

ここの:なるほど。ジブン、まだまだイケルのに、と(笑)
オーナープロフィールからVision QuestのHPに飛んで、さらにはブログ(ここのつブログ)も読んだりして、最後に問い合わせしたんです。

ここの:なるほど〜。りんさんを良く知る先輩ならではのアドバイスがあっての展開だったんですね。

りん:そうなんです!
結構わたしって白黒ハッキリさせたい方で、選択も「引っ越すか、引っ越さないか」だけだったんですけど、でもその「間」もあるんだな、と。
自分一人じゃ思いつかなかった展開でした。

★とは言え”シェアハウス”に対する不安が拭えない!内見・入居までのメールやりとり総数はなんと48件!

ここの:ほんとに、そうなのよね。
実際私がシェアハウスに入ったのも友人からのアドバイスがキッカケだったの。
自分の想いを言葉にして人に話してみるのって大事なんだよね。こっちが勝手に「だめだ」と思いこんでる枠を壊して「出来るんだ!」っていうアイデアが出てくる。
そして、そんな可能性を開いてくれる人も貴重な存在よね。
で、HPやブログなどを確認してからの#910に問い合わせてくれたワケだけど、実際に決めるまでは結構メールのやり取りたくさんしたよねw慎重なのよね(笑)

※最初の問い合わせメールから契約に至るまでのやり取りは48件!
(最初の問い合わせが8月(8/12)〜契約が9月〜入居が10/10。彼女としては早い決断とのことですが・・・)

まぁ、入居を直感でさっと決める人も多いんだけど、りんさんにとってはそれだけ気になる事があったっていう事だよね?
一体、心配の本体は何だったのかな??

りん:当初は、まだ賃貸の可能性を残していたことや、シェアハウス自体が未経験なので、その2つの選択肢の中で具体的なイメージを持つために質問攻めしてたんだと思うんです。

ここの:なるほど。シェアハウスのイメージを持ちたかったのか。

りん:そう。

ここの:で、メールでイメージはついたの??

りん:すごいつきました!
あと実際に内見に来て、ここのさんがじっくり話をしてくれたおかげでここのさんの「人となり」がわかって安心感がすごく出来たのが良かったでした!
だから、シェアハウスという未知なるものに対する不安は、内見に来た時点で4割くらい減ったんですよね。あ、いけそう!この人なら大丈夫そう!って。

ここの:ふーーーん。そこまで来ても、まだ6割も心配があったんだ(笑)

りん:そうです(笑)
あとは、細かい生活の面でのすっごい細かい事を心配してましたwお風呂の時間が重なったらどうしようとか。。。

ここの:あとは?他はどんなシェアハウスのイメージがあったの??

りん:「ワイワイ」したイメージ、ですね(笑)
とてもマイペースに暮らすタイプなので、ワイワイ「しなきゃいけない」のかなって・・・。
それが気がかりでした。
あと、シェアハウスって、雑多なもの(自分の好みではないもの)がたくさん溢れているイメージがあって、それはすごく苦手。
なので、それも気がかりで。。。

ここの:で、来てみたら、一緒に「ワイワイ」する必要はなさそうだ、とか?

りん:はい、実際に来てみたら、そういうのはほとんどないなって。むしろ、すごい素敵だなって気持ちが勝って。

ここの:じゃぁ、入居に先立って不安だったのは、人間関係のワイワイと、自分好みでないものに囲まれる暮らしの2つ?

りん:そうそう。それに私の周りにもシェアハウスの経験がないお友達の方が多くて、みんなも「えー、あたしシェアハウスなんて絶対無理」みたいな反応が多くて。。。
その子達のイメージも「一緒になってワイワイしないとならない」とか、他人の私物が置きっぱなしって感じでした。

ここの:「イメージ」なんだよね、面白いよね。

りん:そうそう、そうです。でも、とにかく石橋叩いて渡るんです、ワタシ(笑)

★いざ入居!心配だった”ワイワイ”やいかに??

ここの:実際入ってみたらどうだったの??

りん:なんのことはない、なんにもストレスないw住んでみたら案外何も気にならなかった、という感じでした。

ここの:笑

りん:言わんこっちゃない、って感じですか??

ここの:いやいや、全て必要なプロセスだったんだろうからそうは思わないよ(笑)
でも、最初からノーストレスだった??

りん:そもそも質問していたような、生活リズムがバッティングするストレスは一切なくて、想定外の「ここがイヤ」もなかったです。
それに、働いてなかったので自分の時間と空間が長いというのもあって、自分のペースで過ごせたのもありました。

ここの:ちなみにどんな一日を過ごしていたの??

りん:朝5時に起きてお白湯を飲んで部屋でヨガをして6時頃に朝ごはん食べて。
午前中は自分年表を書いて、お昼前に鷹取山に散歩行って。
お昼はここで食べて、午後は海に行くか友達に会ったり、街を散歩して開拓したり。
1週間ずっとここに滞在できていたので生活のリズムが作れていたのも良かったです。

ここの:その時の定住者は、Sちゃん、Kちゃん、Hくんだよね。朝もあまり会う事なく??

りん:朝はみんなバタバタしてるので。

ここの:島民との交流は、どうだったの??わいわい??

りん:私が夜早く寝るので、最初のうちはみんなに全然会えなかったです。
週末はみんなもいないので、なかなか会えなくて。
リトリートの他のメンバーもタイミングがみんな違っていて、交流しようともできなかったという感じ。
それはそれでとても良かったんだけど、逆に「これってシェアハウスなのかなぁ??」というのがあった(笑)

ここの:ワイワイどころか、誰もいない(笑)

★これって”シェアハウスらしい”じゃん!で盛り上がる

りん:定住者としてKさんが入居してから、夜ご飯を一緒に作るの楽しいね、みたいになって。
そこにWちゃんが加わるようになって、3人でご飯を作る時間が増えて。
リトリートのみんなが、ここに来るのって、波があるじゃないですか、そういうのもあって一気に集まるタイミングがあると、何となくみんなでご飯作るタイミングが増えてきて。

そこに定住のH君が加わったりして、やっと、なんかシェアハウスぽいじゃん、みたいな(笑)
そう言えば、Hくんとは一緒にハイキング行ったりもしましたね。

ここの:かなりゆるやかな交流だねwりんさん、自治会も出てたよね??

★#910(ここのつ島)名物の”自治会”の意味

りん:出てました。でも、ここでもいつも仕事しててあまり深く話せない人もいたかな。

ここの:じゃぁ、自治会なかったら、一体コレって何?って感じだね(笑)

りん:そうですねw

ここの:でも、そんなにみんなと交流してないのに、なんで島民同士お互い安心した雰囲気なんだろうね?

りん:なんででしょうね〜。顔も洗ってないのにおはようって言う、生活を一緒にしている感じかな。
お互い、すごく近いわけじゃないけど、やっぱり家族感かな。
テラスハウスみたいな(恋愛的な)展開は絶対ないってSちゃんは言ってたな。

ここの:そうだよね。#910(ここのつ島)はそんな感じだよね。自治会は月に1度の、とーさんとかーさんも集まるお祭りだよね、ハレの場、みたいな。

りん:そう!とーさんとかーさんが集まるから!
かーさんが#910(ここのつ島)にいない時って、なんか子どもたちだけでママゴトやってるみたいな感じでした(笑)

ここの:ママゴトとは!(笑)

りん:そう、みんな立派な大人なのに(笑)
とーさん、かーさんが来るとすごい安心みたいなのありました。
別に何があるわけでもないんだけど、やっぱりそういう感覚がありました。

ここの:そうなんだ!!面白いね!!
自治会も、みんなで集まって情報共有するけど、大した事でもないよね?
「集まる」って言うのが大きいのかもしれないけれど。

 

りん:自治会、すごい私は好きでした!
いる場所が「一体どうなってるんだろう・・」っていうのは苦手なので、自治会のおかげである程度の情報が共有されて、みんながその様に動いているという、全体感がわかる安心感がありました。

ここの:事前にアジェンダも終わってから議事録も作るしね。
全員が自治会に出られるわけじゃないけど「月に一度やってますよ」っていう節目にはなってるよね。

りん:そう。別に何もぶれていないんですけど、「こうだよ」みたいな軌道修正や確認がお互いに共有されて。
参加できなくても、取り残されてないって感じも良かった。

ここの:ちなみに、今の自治会はまたパワーアップしててね。
これまで通りの情報共有の他に、お互いの近況報告がすごい濃いのよ。

りん:へーー。それはここにいる人たちだからこそって感じでしょうね!

ここの:お互いに適度な距離感があるからこそ、普通なら言えない様な事も正直に言えちゃうって雰囲気があるみたいで。
良い意味の距離感があるおかげで、聞く方もただ受けとめるしかできない。人って、聞いてくれるだけで良いって事があるんだよね。
自治会には、フラミンゴのみんなも来れる時に来たらいいと思うな。

りん:ですよね。近況報告したいタイミングで行けたら嬉しいです。

★フラミンゴで飛び立って、今は何をしてるの??

ここの:ところで、今はどんな生活なの??

りん:それがですね。。。
ラクダホテルという宿を作ろうと羽ばたいたものの、今はちょっと足踏み状態なんです。

ここの:そうなんだね。

りん:自然に近い所で食と人が繋がる場を持ちたいと思っているんですが。
「コレではない」とはっきり見えるものがある一方で、「コレだ」が見えなくて。
いくら自然が近くても人が結局大事だし、やりたくない事はやりたくないし。

ここの:シェアハウスで住人さんが退去する理由っていろいろなんだと思うけど、#910(ここのつ島)の場合は「◯◯します、決めました」とか「もう大丈夫だと思います」みたいな気持ちになるのが退去のタイミング。
これって、なんだかちょっと普通と違って面白いって思うんだけど(笑)、でも「決めました」って言っても、それは「決めた」という覚悟を持てただけのこと。
いざ始まってみたらうまくいかない事だらけだし、何かと思い通りには進まない事が起こるもんだよね。

(・・・・・・ここから約30分、人生相談が続く・・・・・・)

★最後に。りんさんにとって#910(ここのつ島)はどんな存在??

ここの:では最後の質問。りんさんにとって#910(ここのつ島)はどんな存在?

りん:自分の軸に戻れる、という場所です。
私、軸を持って出発したのにぶれてしまったので、今回はすごく良いタイミングだなって思いながら戻ってきました。

ここの:そうかぁ、そういう場所になってるんだね。

りん:ほんとにそうです。
旅立ってから4ヶ月、初めて今回戻って来たと言うのも、自分の中で良かったです。
実家ではない、自分が戻れる場所。
実家はいてもソワソワするけど、ここには自分の場所があるって感じる。

ここの:退去して、スペースはないにも関わらず?

りん:そう。こうしてここのさんとも繋がっていられるし、フラミンゴという居場所もあって。

ここの:そうかそうか。
今日は本当にありがとうね。いろいろ聞けて私としても良かったです。
軸がぶれそうになったら戻って来たら良いんじゃない??
さっきも言った通り、何かに向かって決めて飛び立ってやっと物事は始まるんだよね。
そうして本当の試行錯誤が始まるんだけど、その道程には迷いや疲れや落胆も含めていろんな気持ちになるのが当然だと思う。
そんな時に戻って来てここで休んだら良いんじゃない?
場所はいつもあるんだし。

りん:はい!ありがとうございます!今から鷹取山にお散歩ハイキングして、またリフレッシュしてきます!

暮らしの中でいつの間にか人生のステージが一段上がる生活

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ここのつ島は、湘南・東逗子の丘の上に建つ一軒家のコンセプトシェアハウス。
天井が高く開放感溢れるリビング、遠くまで見渡せる眺めの良いテラス、多様性を尊重し合うゆるい拡大家族的な暮らしの中で、自分の人生に大きな影響を与える人との出会いが自然と得られる空間。
「今ここにいる事」を楽しみ、自分らしく素のままでいる事が、今のあなたに一番必要な「ラッキー」を呼び寄せる不思議な場所です。
楽しんでいるうちに気がついたら人生のステージが一段上がっていた、そんな経験をしてみませんか?