大晦日ですね。

この一年、みなさんにとってどんな年だったでしょうか。
何かを成し遂げた年だったかもしれないし、
ただ必死に日々をやり過ごした年だったかもしれません。

今日は一年の最後の日だからこそ、少し立ち止まって、
「いま、どんな感覚が残っているかな」と
自分に問いかけてみてもいい日かもしれません。

振り返ると、私は今月、とても大切な体験をしました。

来年5月9日の「VQの日」に向けたキックオフ合宿を、
VQ拡大家族の仲間たちと逗子マリーナで行ったのですが、
そこで起きていたことが、とても不思議で、そして豊かだったのです。

そこにいた一人ひとりが、確かに「場の中心」にいて、
誰かが場を引っ張るわけではなく、
全員で場をつくっているような感覚。

心に浮かんだことを言葉にする人がいて、
それを聴く人がいて、
沈黙があり、違和感が出され、
ときには身体で表現し、歌い、笑い、悩みあぐね、
そして、ふとした瞬間に閃きが生まれる。

それらすべてがつながり合いながら、
見えなかったものが、少しずつ「見えるもの」として立ち上がってくる。

そのプロセスが、
まるで自然そのもののようでした。

最近の私のテーマは「無為」、なんです。

「無為」と聞くと、
何もしないことのようなイメージを持つかもしれません。

でも、私が今受け取っている「無為」というのは、
何かを無理に起こそうとしないこと。
頑張って形にしようとしないこと。
流れをコントロールしようとしないこと。

ただ、その場に「ある」ことを
自分に許してあげることなのかな、と、
今の私は感じています。

今回の合宿の場は、
まさにそんな「無為」な時間だったように思います。

振り返ってみると、
私はこれまで、本当によく頑張ってきたように思います。
役に立とうとしたり、ちゃんとしようとしたり。

でもその場では、
何かをしなくてもいい自分、
ただ存在しているだけでいい自分を、
少しずつ許していくことができていました。

頑張ろうとしてしまう自分と、
場に委ねて緩んでいる自分が同時にそこにいて。

そんな全てがどこか不思議な時間の中で
「ああ、とても大事なことを体感した」
そう思える週末でした。

もし、この一年を振り返って、

・ずっと力が入っていたな、と感じている人
・何かを“しなきゃ”と思い続けてきた人
・立ち止まる余裕がなかったな、という人がいたら

もし、どれか一つでも心に引っかかるものがあったなら、
それだけで十分で、
来年は、
少しだけ「無為」を意識してみてもいいのかもしれません。

がんばらなくていい。
無理に変わらなくていい。
何かを決めなくてもいい。

ただ「ある」ことを、
自分に許すところから始めてみる。

Vision Questでは、
ちゃんと聴いてもらい、
言葉になる前の感覚を大切にする場を、
ゆっくりと育てています。

「無為」が自分なりに少し体感できたのも、
VQのこの時間があったからのように思われます。

もしこの感覚に少しでも心が動いたら、
このメールにそのまま、
一言でも、スタンプでも、返信してもらって構いません。

一年の終わりに、
あなたの心が、ほんの少し緩みますように。

どうぞ、よい年の瀬をお迎えください。
そして、やさしい気持ちで、新しい年を迎えられますように。

ここの