イタリアンを始めとするお料理の先生でもある友人とのランチ@葉山。
彼女は、子育てしながら働いたリクルートの10年を経て、ご主人の転勤に伴ってキャリアを泣く泣く中断してイタリアへ。そんな想いの中、イタリアの食堂で食べたジェノベーゼパスタが美味し過ぎて泣くという人生初めての経験をしてからは、イタリアマンマになるかのごとくに片っ端から食を食べ尽くし、さらには本気で料理を学び、次第に現地で教室を開くようになり。
今は、単身赴任中のご主人のサポートでロンドンと葉山を行き来しながら、葉山の食と人を繋いで笑顔が増える幸せな時間を提供し続けてる。
ミラノの駐在妻からやがてお料理教室の先生にと言えば聞こえは良いけど、お互いR内定時代からの付き合いだけに、彼女は目の前のことにただ一生懸命やってきただけなんだということがよくわかる。
今日は、22歳の息子さんも一緒で、夏から新しいチャレンジに旅立つ彼の夢などを聞いたり。
若くして子どもを産んだことで、バリバリ活躍する同期女子に複雑な気持ちを持ったことも多かったけど、後半人生入ったタイミングで子どもが手離れるというのはやはり良かったな、と言うのがお互いの共通見解かと。
子どもが欲しいけどキャリアを優先するべきか悩んでいる女子に言いたいのは、産みたいなら産んだら良いと思う、と言うこと。
そして、今子育て真っ最中の若いママには、早く産んだ分、子育てが終わるのも早いよと伝えてあげたい。
バラバラに見える経験が全て一つになって、思いもしなかったようなキャリアにまとまっていく時は必ず訪れる。
そして、それは自分が満足するようなサイズ感の「仕事」ではなく、もっと広く人々を幸せにするような、スケールが全く違う「天職」になっていくということ。
自分の気持ちにウソなく、その時の自分を一生懸命生きて欲しいなあ。
今日のイタリアンは全てグルテンフリー対応。
いろんな想いも重なって、とっても美味しかった。
ご馳走さま。