逗子に暮らしの拠点を持って良かったと思うことは本当にたくさんあるのですが、この海岸で見上げる打ち上げ花火もまぎれもなくその一つ。

海岸花火の何が素晴らしいかって!

花火が打ち上がる時の振動が直接お腹にドーンと伝わってくることとか、
広い空に大きい花火がそのまま打ち上がる様子が爽快なこととか、
夜空の花火が海面にも映って、見える全てが花火の色とりどりの光に包まれる華やかさや。

早めに現地に行って夕焼けを見ながら乾杯しつつ、
海と空が淡く一つに溶け合っていく中に自分がどっぷり浸れることも、
花火が終わった後、余韻を浜辺でのんびり味わうことができることも。

一緒に行った仲間も知らない人も、浜辺にいるみんなで一つの心で感動している、その一体感が味わえることも、全部全部、とても好き。

逗子に家を建ててシェアハウスのみんなで初めて花火を見上げた感動を、今でもはっきり覚えています。花火の感動に触発されてたくさんの「ありがたみ」を受け取った気がします。
そして、誰の心にも何かが届けられる、それが浜辺での花火大会なのではないかと思います。

ちなみに、この逗子海岸花火を皮切りに、7月以降は鎌倉、葉山、茅ヶ崎、江ノ島…と、場所を変えながら湘南各地の浜辺で花火大会が開催されます。
(今後開催が決定している花火大会情報は下記に)

ということで!
海岸花火を楽しむためのアドバイスなどなど。

1、食べ物・飲み物の買い出しは、地元で済ませて持参がおすすめ

浜辺までの道には屋台や出店も出ますし、それを買うのも良しですが、現地のお店は激混み必至です。

2、浜辺へは早めに到着。暮れ行く海を楽しむべし

早め行動が何かとオススメ。
開始時間に近づくほど道も混みますし、気持ちも焦ります。
ギリギリに着いても浜辺は無限に広い。
きっと座れますが、それより何より、早めに行って海辺でのんびりするに限ります。

3、適切な装備のご準備を

浜辺ですので、履き物はビーサンがオススメです。
海風で案外肌寒くなることもありますので、簡単に羽織れるものが一枚あるといいかもしれません。
また、花火が始まる頃には暗くなっているので、食べ物の片付けや荷物の整理は気持ち早めにしておいた方が後々ラクです。もちろん貴重品や手荷物への注意は十分に。

4、ゴミは各自でお持ち帰りを

どの花火大会でも言える事ですが、大会の翌日は開催された浜辺を中心とした海岸線一帯や駅近辺の清掃をボランティアの皆さんが行って下さっています。
楽しい花火も、事前の準備や後片付けがあってこその継続開催。
少しでもボランティアの方の負担を減らしたいですよね。

ぜひみなさんにも、一度でいいから海岸花火を体験してほしいです。
そして、どこかの海辺でお会いしましょう♪

第76回 鎌倉花火大会

2024年7月17日(水)
◆打ち上げ時間
19時20分~20時10分
◆打ち上げ場所
鎌倉海岸(由比ヶ浜海岸、材木座海岸)
◆打ち上げ発数(予定)
約2,500発

第50回 サザンビーチちがさき花火大会

2024年8月3日(土)
◆打ち上げ時間
19時半〜
◆打ち上げ場所
サザンビーチちがさき
◆打ち上げ発数(2023年度)
2,000発

**ちなみに、逗子海岸花火大会の打ち上げ発数は7,000発だそうです。ケタ違い!