職場に困った人がいて、どうにもやりにくい。

その人からとんでもない目に合わされる。

夫とうまくいかないし、夫が何を考えているのかわからない。

家庭が思うようにいかず、夫や子どもが原因のトラブルばかり発生する。

 

よくあります。とても大きなストレスです。

 

でも、そんなストレスが生まれるのは、

もしかしたら

「自分は正しい。相手が間違っている。相手が考え方、やり方を変えろ」と思っているからだと、

そんな風に考えたことはないですか?

 

話は変わりますが。

狭い道を歩いている時、人が向こうからこっちに向かって歩いてくる状況があるとします。

自分も相手もそのまま進み続けるとお互いぶつかってしまうから、どちらかが避けないとならない。

そんな時に、自分は少しも道を譲ろうとせず、「お前が避けろ」と言わんばかりに睨みつけてきたり、こちらが道を譲るのが至極当然な顔で歩いてくる人っていませんか?

状況を察してこっちが道を譲るわけですが、後味の良いものではないですよね。

 

でも、この状況こそが、人間関係で行き違いが起こったり、トラブルが発生している時と同じなんじゃないかと思うのです。

 

つまり、「自分が正しい。おまえが変われや。」と考えている状態。

でもほんとのところ、一体誰が「正しい」と決められるんでしょうね。

 

9月15日、第10期i-color Vision Quest講座がスタートしました。

さらに充実して輝く人生を生きようと決意した4人のメンバーが集まりましたが、今回は、オブザーバー参加で来てくださった受講修了生の「驚きの変化」が心に強く残りました。

(Vision Quest講座では、修了生も現受講生と同じ席に座りながら、講義やワークに参加して学びあいを深め続けてます)

 

彼女は、今後のキャリアの方向性を明確にしたくて講座に参加されていましたが、同時にご主人との関係性についても悩みを抱えていらっしゃいました。

 

夫が何を考えているのかわからない。

なんでこんなに自分に冷たいんだろう。

ご主人が放つ言葉一つ一つに、彼女はとても傷ついていたそうです。

 

それが、i-colorを学んでいくうちに、

相手は自分とは違うものを持っている、違う感覚の人だと気づいたそうなんです。

そして、お互いの違いについての理解が進むうちに、

相手は素のままの姿を見せていただけで、自分に対して悪気があってそういう行動をしているんじゃない、

意地悪や嫌がらせをしようとしているのではないと言うことが、よくわかってきたそうです。

同時に、これまで相手に「主婦である自分の気持ちをわかってほしい」とか、

「自分に合わせて欲しい」と要求していた自分に気づき、

自分とは全く違う考えを持つ相手に自分の欲求を押し付けるということは、どんなに大きな苦痛を相手に与えていることなのか、そこに気づいたそうです。

そうやって相手を受け入れていくうちに、相手であるご主人に変化が見え始め。。。

これまでのご主人は、あまりご自分の感情を口に出すことをしなかったそうですが、

最近は、「そういう言い方されると嫌なんだよね」と、自分の気持ちを素直に言ってくるようにまでなったそうです。

 

今は、ご主人との関係が非常に楽しく、辛口のご主人も「あなたはこんな特徴を持っているからね」と穏やかに言ってくれつつ、お互いの違いを楽しみながら「幸せだね」と言う言葉が出るほどまでに。

 

講座が終了する4ヶ月後、自分はどんな風にありたいかというイメージをシェアしていた10期のメンバーからは、

「えええーーーーーーー!!??」

という感嘆と羨望のため息が出たことは言うまでもありません(笑)

 

この大変化のポイントは、彼女自身が、ご主人が感じている「苦痛」を自分ごとのように感じることができた点だと思っています。

そして、それができた理由は、彼女自身がまず、自分にとっての苦痛はどんなことか、そしてその痛みはどのようなものなのかという「感じる世界」に繋がったから。

まさにそれは、彼女自身が自分の感情にしっかり向かい合ったからこそ起こった変化。

そして、傾聴を通じて自分と相手の「感情」に繋がりながら、i-colorの学びを通じて、お互いの考え方の違いをフラットに受け止めることができたからだと思います。

「お前が変われ!(自分が正しい)」という二元論の世界観ではなく、

自分が自分の感情に繋がることによって相手の感情とも繋がり、

判断や評価を超えて「自分も相手もそのままでいい」と認め合えるのが心地良い世界ですね。

いや本当に、実にいい話を聞かせてもらいました。

すごく、嬉しいです。

10期メンバーのこれからの変化もますます楽しみになってきました。

(写真は、910近くの神武寺の森にて。「終わりは始まり」を感じた一枚です)

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