いろんな島民の入れ替わりがあり、この春、新たに4人が910の島民になりました。
島民の約半数が入れ替わった計算になるので、これはかなり大きい変化です。
 
変化。
 
この言葉をどう捉えるかは人によってそれぞれだと思いますが、
私は割合と“好き”な方ですw
 
ただね。

 “人との別れ“という変化は、わたし、全く好きじゃないです。
全然、本当に、まじめに、無理w
 
何を隠そう以前の私は、島民の退去が寂し過ぎて、毎回、その感情の取り扱いに苦労していました。
 
玄関のドアを開けて出ていく姿を見送るのがとても寂しい。
またいつでも帰ってくるとわかっていても、寂しい。
 
加えて、未来への不安。
この次何が起こるんだろう。
次に誰も入ってこなかったらどうしよう。

シェアハウスという特性上、この感情は必ず付きものだと気づいた時、
私は愕然としましたよねw
 
でもそんな心配は本当に不要で、今はものすごく安心しています。
そして、何があっても大丈夫。
むしろ、次は何が起こるんだろう、とさえ思っています。
 
なぜって、これまでの経験で、もう十分わかったから。
 
以前暮らしていた島民たちは、
頻度の差こそあれど「ただいまー」とひょっこり帰ってくるし、
「ものすごく充電できた、行ってきます!」と言ってまた出ていく。
 
みんなそれぞれの動きの中にいて、交差する時があって、別れるときがある。
そして関わりは必ずつながっている。
見えなくても。
 
なにより、910に新しい家族が加わるたびに、新しい体験が訪れる。
そしてその経験が積み重なって、人生がどんどん面白くなってくる。
わたしも、みんなも。

そもそも、みんな夢と希望と共に910にやってくるわけです。
ということはつまり、“起こることは全てその夢と希望への道に必要なこと”でしかないですよね?
 
今まで安定して進んでいたことが変化するとドキドキするけれど、

大事なことは、
起こったことが全て貴重な体験として蓄積され、周囲に還元されていくこと。

やっぱり変化はチャンスのとき、ですよね。 
 

4年ぶりに開催された逗子花火。
以前910で暮らしていた・今暮らしあっている・新しく暮らし合うことになった島民みんなで、それぞれに違う思いを抱えながら一緒に空を見上げる豊かな時間でした。