収穫の秋です!
長野からりんご、奈良から柿、お庭のゆずで作られたマーマレードなどなど、全国各地に住む友人から、それぞれの収穫物が送られてきています。
「旬のもの」のおいしさは格別ですね。
思えば、モノにも “旬” がありますよね。
欲しいと思うモノがある時、その “旬” や “ピーク” は手に入れたり、使い始めた瞬間でしょうか。
しばらくすると、その思いは変化していって、とても大事な存在になったり飽きて不要品になったり。
はたまた、もったいなくてしまい込んでいるうちに使い物にならなくなったり熱が冷めて存在自体を忘れてしまったり。
そんな風に思い巡らせていたら、感情にも ”旬” があるよねって思ったんですよ。
悲しい気持ち、残念な気持ち、嬉しい気持ち・・・。
気持ちは多種多様にありますが、その時の “旬” で “ピーク” な気持ちにど真ん中でつながれると、楽になったりすっきりしたりします。
振り返って、もう10年以上も前、自分を思い切りこじらせていたあの頃の私は、寂しいとか、悲しいという自分の気持ちに全然つながっていなかったですよね。
やっていたことは、
「私のこの大変さは、あの人のあの苦しさに比べれば大したことじゃない。それにこの大変さだって、何かきっと意味があること、将来のためになること」と考えて自分を鼓舞すること。
人は、外に眼を向けている間(つまり、逃げている間)は、自分は何も変わらないですよね。
私は、自分の本当の気持ちから眼を逸らして、感情をしっかり味わっていなかったですよね。
そんな私は、鈴木秀子先生の傾聴コミュニティに出会い、気持ちをしっかり聴いてもらう機会を得て、ようやく ”自分” に繋がり始めました。
自分ではつながりきれない深い感情も、誰かにしっかり聴いてもらうことで味わえるようになる。
「聴く〜聴いてもらう」ことの奥深さと素晴らしさを知ったのがこの時です。
自分の人生とは、他の誰かや何かに眼を向けるのではなく、自分がどうなのかに目を向けて初めて始まっていくんだなぁって、つくづく思います。
「旬」とは「今」ってことなんですね。
旬の食べ物を食べると元気になるのは、自然の力につながるから。
自分の気持ちを聴いてもらえると癒されるのは、自分が “自分” に繋がれるから。
みなさんは今、どんな“旬”を味わっていますか?
Vision Questの傾聴の学び舎では、聴いてもらう体験、聴く力を養う講座を定期的に開催しています。
自分の人生に正直に生きていくために、聴く〜聴いてもらう時間を日常に取り込んでみませんか?