先日、古事記塾を主宰されている今野華都子さんの「縄文語り」を聞いた時に、面白い話を教えてもらったんですよ。
人間には視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感が備わっていますが、縄文時代の日本人は、五感よりもさらに第六感から第八感までを備えていたんですって!
第六感。
シックスセンス。
1999年にヒットしたミステリー映画「シックスセンス」によると、それは『目覚めてはならない第六の感覚』だそうだけど(あの映画、ほんとすごかったよね!!)、
トンデモナイ!目覚めよ、シックスセンス、セブンスセンス、エイトセンス!!
そして、縄文時代の第六感とは”予知能力”を指すらしく、第七感は見えないものを観る力。第八感は”ないもの”を具現化する力のことなんですって。
でもね、心がワクワクすることに素直に従う感覚こそが第六感じゃないかと。
それこそが、現代人が失ってしまった予知能力のカケラなんじゃないかと思うわけです。
それでね。
前回のここのつ島便りでは、私の湘南暮らしの夢が実現する前、私がどんなことをしていたのかについて書きました。
で、私が江ノ島のシェアハウスに入るには「決める」ということが重要な関門がありました。が、その時の「決める」において、何が一番の大きな後押しだったのか。
それは、ずばり、「心が動いた」から。
(え?それだけで??と言わないように!)
江ノ島の、海から1分の一軒家に住むとか、ちょっと考えてみるだけでめちゃくちゃワクワクしたし、そんなことを実現している自分を想像するだけで胸がキュンキュンして失神しそうだったから。
正直言って、当然「そんなことして、ほんとに大丈夫なの?」という考えはありました。
(これ以外の「決める」タイミングでも、思考が自分のワクワクに水を差すことはしょっちゅうあります)
それでも私は勇気をだして「最初に動いた自分の心」を信じたんです。
そして、今でも信じて行動しています。
ワクワクに従って決めるときは、間違いはないと振り返っています。
でも。。。。
どれだけ多くの人が、ワクワクの後に現れる「お金がない」「時間がない」「そんなことしちゃいけない」という「ない」の思考でワクワクの炎を消していることか。。。
心が動く、これは、誰のものでもない自分だけの大事な身体感覚。
思考よりも身体の方が真実を知っているということを、忘れちゃいけないと思うんです。
心が動いたら素直にそれに従うべし。
あのジョブズもスピーチで言ってますよね。
Follow your heart.
興味と直感で動き回って出会ったものの多くが、後から見ればこの上なく価値あるものだった。
やがて必ず点は繋がると信じるんだ。
信じることで、自分の心に従う自信は生まれる。これが後々大きな違いをもたらすんだ。
自分の心は、あなたが本当は何になりたいか、すでに知っている。それに従う勇気を持つことだ。
って。
第六感。
現代人は、残念ながらそれを失ってしまったと言われていますが。
思考から自由に、細胞が震えるように自分の心が喜ぶ感覚に素直に従えば、いずれは第七感「見えないものを見る力」も拓かれていくかも!と思わずにいられないんです。
って。
あれ??
あの映画「シックスセンス」って、見えないものが見えてた話だよね?
ってことは、あの映画のタイトル、ほんとは「seventh sense」の方が正しかったんじゃ???
・・・チーン。
*トップ写真は、2年前にスペインのカミーノを歩いた仲間と、ナイトウォーク出発直前の記念撮影。これぞ「ワクワク」の表情ではあるまいか!