思い出すと遠い目になる初Vision Questイベントは、アラサー女子を対象として田島弓子さんと金沢悦子さんが対談するパネルトーク。

女子のアラサーとは、ありとあらゆる「選択」が1000本ノックのごとくに続くお年頃。
そもそも私がVision Questコミュニティを立ち上げたのも、ビズリーチで働いていた当時、同僚アラサー女子たちの話を日々聞いていたことが始まり。私もかつてはアラサー女子だったし、彼女たちの悩みは、かつての私のリアルな悩み。もしあの時の自分が、悩みながらも輝いている少し年上の先輩女性と出会えていたら、もしリアルに交流できる機会があればどんなに良かったことだろう。そう思ったのがきっかけでした。

かつての自分たちと同じように頑張る女子に、今の自分たちがプレゼントできるもの。それは、私たちの経験を分かち合うことで彼女たちの心が少しでもホッとすること。ホッとして生まれたスペースに少しでも先のVisionが見えたなら、それは最高に嬉しいこと。

この思いを相談して快諾してくれたのが、えっちゃんと由美子さんのお2人でした。(今思えば相当贅沢なキャスティング)

進行は、私がファシリで2人のパネルトーク&交流会という2時間イベントになったけど、そんなイベントを開催するのは私にとっては初めてのこと。前夜は司会のイントロをお風呂で何度も繰り返し、本当に緊張していたことを覚えてます。
(今の私だったら、企画はゲスト1人にするだろうなぁ。ファシリがゲスト登壇者の言葉をまとめながら進めるパネルトークはとても難しいよね。コンテンツを持つ人が多い方が頼もしいと考えたのは思い違いで、ゲスト一人に丸ごと任せるほうがよほど安心のはず)

いろいろ未熟とは言え、とにかく無事に終わってイベントの目的が達成できた感動は大きかった。あの時の私は、間違いなく「初めて」を味わっていたけれど、思えばえっちゃんと弓子さんの応援があったからこそ、私もチャレンジすることができたこと。

今のVision Questは、年齢や性別に関係なく、すべての人が内側から沸き起こる純粋意欲を見つけ出して、最初の一歩を踏み出す場。私にとっては、人の力を信じて伴走するうちに、その人の顔が輝く笑顔になるのを見せてもらえる場。
そんな関係がお互いに創り合える事が楽しくて、少しずつスタイルを進化させながら続けられています。

4周年を記念して美味しいご飯とワインを頂きながら知ったのは、実は悩みは種類を変えながらも次々とやってくるという事実でありましたw

ただ当時に比べて違うのは、悩みの先には明るい未来がある、そこに根拠なき確信があるということ。
年の功と言うべきか、図々しくなったと捉えるべきか。

生きているということは、きっと「初めて」が永遠に続く、そういうことなんだろね。