とうとう大晦日、2024年も最終日になりました。
この1年について何かと振り返るタイミングでもあります。
と、そんな機会を仲間と持ちまして。
いくつかの振り返り項目の中に「自分の人生の中の2024年という年を1つの漢字/熟語で表すとしたら?」という問いがあったんですよね。
すぐには答えられないような深い問いですが、わたし、即答できたんです。
というのも、ちょうどその日、2024年のGoogleフォトを全て見返しながら1年を振り返り、もし”今年の1枚!”を選ぶとしたらどれかなと思っていたので。
答えを言いますと、それは「家族」。
2024年、旅行にもたくさん行ったし、学びもたくさん深めたし、仲間たちと深め合いました。
大切な祈りの修行や、910での拡大家族との時間などなど、思い出に残る体験はたくさんあるのに、そこに「家族」という言葉が出てきたことは、正直自分でも意外でした。
息子が結婚したこと、娘が会社を辞めてワーキングホリデーに旅立ったこと。
子どもたちが、それぞれの人生の新しいステージに一歩を踏み出した今年、その二人を夫のアキラさんと見守っていられていることに、深い感謝があります。
「深い感謝」に含まれる想いをもう少し掘り下げますね。
今となっては仲良くしてる夫アキラさんとの関係ですが、かつては本気で諦めた過去があるからなんです。
関係を続けることを諦めたあの時、私は、深く深く、とても深く絶望していました。
不仲な両親のもとで育ち、夫婦が仲良しの”愛ある家族”を心から望んでいた私は、どうやったら仲良く平和な家庭が創られるのかがわからないまま、自分が我慢する(自分の感情を抑える)ことで家族の平和をひたすら頑張って保とうとしていました。(自分が我慢していること、感情を抑えていることには無意識で無自覚でしたが)
でも、そんな”我慢”の状態は長続きするはずはなく、気がついた時には「もう無理」な世界が目の前に現れていました。
もう無理と言うのは、「離婚、離別、家族離散」のことです。
もう無理だ。これから先、家族が別れ別れの人生は避けられない。。。。
この事実を心底認め、分離を覚悟することは、私が幼少期から本気で願っていた世界を手放さざるを得ないことであり、私にとって言わば「死」と同じほどの深い深い絶望でした。
絶望の渦中から、たくさんの人に自分の気持ちを聴いてもらうことでそのままの自分とつながり直し、i-colorを始めとしたたくさんの学びを通じて自分を知り、それを繰り返す日々。
長い長い時間を経て、家族が家族として一つでいられる今に辿り着いたのです。
家族が家族として共にいられること。
これは全くもって「当たり前ではない」んですよね。
その当たり前じゃないことに、ありがたさを、今、しみじみ感じるんです。
今年の一文字に「家族」があること。
自分と母との関係、夫との関係、子ども達との関係、拡大家族。
全てをひっくるめて、家族は平和の礎だと心から思えること。
ここに至るまで、どれだけたくさんの見えない力からの応援や助けがあったことを想っても、深い感謝があふれ続けます。
みなさま、今年も本当に本当にお世話になりました。
目に見える存在、見えない存在、全てのつながりから受け取るものも、味わっています。
普段お会いしている皆さん、来年も引き続き豊かな時間を共に味わえたらと思います。
そして、このお便りでのつながりの皆さまとも、来年はどこかでご一緒できることを願っています。
どうぞよいお年をお迎えください。