みなさん、こんにちは。アキラです。

VQでは、「自分とつながり、人とつながり、自然(大いなるもの)とつながる」ことを体験する場づくりをコンセプトとしています。
今回のメルマガでは、去年の11月に私が自分とつながり直した体験を共有したいと思います。

その場所は北海道のホテルニドムで、93歳のシスター鈴木秀子先生のワークショップに参加した時のこと。
ここのさんとペアになり、自然の中を散歩しながら「ふだん話してないことを話してきてください」とお題をいただきました。

私は今まで、仕事の話をここのさんにはほとんどしてこなかったので、なんとなく20年前に単身赴任し始めたときのことを話し始めました。

アキラ「あの時は結構しんどかったんだよなぁ」
ここの「そうなんだ…」
ア「課長から部長に昇格するタイミングで異動して、メンバーと直接信頼関係を築くこともできず、部としての全体方針を明確に示すこともできずで…」
こ「うん…」
ア「配下の課長は全員年上で、お手並み拝見的な感じもあり…」
こ「そうだったんだ…」
ア「そう…どうしていいかわからなくて、しんどかった…」
こ「うん…」
ア「……あぁ、俺しんどかったんだ…」
こ「そっか…」
ア「そう、それからずっと、今もしんどい…」

今まで無意識に感じないようにしてきた感情を受け取ることができた瞬間でした。
不思議と落ち着いていて、何か満たされたような、何かじわっと幸せな感覚に包まれました。

そう、全部の自分を受け入れると、そのままの自分でそこから進んでいける。

世界は何も変わっていないけど、自分の中にあるものをあるものとしてそのまま受け取ると実は世界が変わる。
世界には元々すべてがあって、自分がその一部を受けとってなかっただけなんだ。
そう、世界は何かで満たされている。それを愛と呼ぶのかもしれません。

自然の中で、ここのさんがただ横にいて聴いてくれたことで、20年来置き去りにしてきた自分の感情に出会いなおすことができた。
まさにこの体験はVQ活動で実現したいことそのもの。

VQでは、少人数でお互いを聴く&聴いてもらう場を創っていて、
親戚づきあいのような仲間と共に、初めましての人もなぜか落ち着ける場に育ってきています。

2025年は仲間とともに、もっといろんな場を創っていきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。