何かが欲しいなと思っていて。
でもそれが金額面の事情で手が出せないと見送っていたところ、ひょんなことで手に入ってしまった。
そんな経験ありませんか??
わたし、昨日、まさにその体験をしたんです。
わたしというか、正確に言うと私の母の話なんですが。
私は、東京の自宅〜逗子・鎌倉の多拠点生活を送っていますが、東京にいる時は、88歳の母のお世話をしています。
お世話をしながら実家の片付けをちょこちょこやっているんですが、誰が見ても「いらんだろ」と思う様なガラクタがいっぱい。汗。
でも、ちょうど探していたものが押入れの奥から出てくることもあるし、時には自分の好みに合った古いモノとの出会いも。。。
出てくるものはガラクタばかりですが、昭和の趣きを残したリネンや食器との再会は、モノが息を吹き返すようで嬉しいものです。
昨日は、押入れの奥に、父が16年前に他界した時にいただいたお香典の空袋が紙袋にガサッと入れたままになっているのを発見しまして。
「この家からは、たまーに『お宝』が出てくるけど、捨てて良いモノもたくさんあるよね」と言いながら、お香典袋の束を母に見せたんですよ。
さすがに勝手に処分する前に確認した方が良いかな、と思って。
母は、袋を手に取りながら、「この人もあの人も、今はみんな死んじゃったわ」と表書きの名前を眺めていました。
私が「そうね・・・。でも、袋はもう捨てるね、いいよね?」と言うと「捨てないで。もしかしたら、まだ中にお金が残ってるかも」と言うのですw
「えーーーー!さすがにそれはないでしょーーーー(笑)」と、2〜3枚を手にとってライトに透かしてみたら、なんと!本当にお札があったではありませんか!!!!!!!
「きゃーーーー!まさかーー!!!」と驚き、小躍りして喜びつつ、もしや他にも?と見てみたら、いろいろ出てきまして。
結局、結構な額になったんですよ。。。(驚)
そこで母が言ったのは「これで『おりん(お鈴)』が買える!ずっと欲しかったのよ。富山の高岡の、いい音がする『おりん』が」
そう。
思えばずいぶん前から、母は『おりん』のことを言ってたんですよ。母の求めているものが予算的に高くて、なんとなく私たちは取り合ってなかったんですが。
「お母さん、わたし思うんだけど、きっとこの金額でぴったり好みのものが見つかるんじゃないのかな。わたし、これまでにも、不思議な形で欲しいものが手に入る経験を何度もしてきてる。今回のこの直感は間違いないと思う」
と言いました。
すると、母が「なぜ?」と不思議そうに聞くのです。
私「なぜって・・・・。えっと、なぜなら『神さま』がいるから」
母「神さまは、仏さまとは違うの?』
私「同じ。神さまでも仏さまでも、イエスさま、マリアさまでも、大いなる宇宙でも、何でもいいけど、つまりは、人間を超えた大きな存在のこと。それはいつもそばにいるの。」
母「そうなんだ・・・・。(ちょっと考えて)じゃあ『守られてる』ってことだ!」
私「そうだよ!そういうこと!良かったね、おかあさん」
・・・・・私、これまでの自分の人生を「幸せ」だと受け入れることができないまま90近くまで生きてきた母からその言葉を聞いて、かなり驚きました。
そして、とても癒されたんです。
実は、父の命日が5日後に近づいてきていました。
おりんであれば、父のお仏壇に置いて、毎回鳴らす度にいい音だなぁと味わうことができる。母があの世へ旅立った時には、笑いと共にこの日のことを思い返しながら鳴らすことができる。
どういう経緯でお金が袋に残っていたのか、それがなぜ今出てきたのか、それはわかりません。
ですが、私は、魂になった父が面白がって仕組んだことなんじゃないかと思っています。
なかなか粋な計らいをしてくれるもんだと思います。
振り返ると、生前から父は人を驚かせるのが大好きな人でした。
その素質は、魂になってからも変わらないんでしょう。
必要なものは適切なタイミングで与えられる。
ただ、どのような方法で実現するかは、全く未知で想定外。
そう。
『願い』は自分の頭が考える様には実現しなくて。本当に不思議な、思ってもみなかったような方法で実現していく。
だからこそ、願いをあきらめないこと。
しっかり願いを持ちつつ、プロセスは宇宙にお任せするのが良いのだと改めて実感しました。
ところで話は変わりますが、今って、願いが実現するスピードが速いと言われます。
そして、個人の想いや願いの実現するスピードがさらに加速する「風の時代」なるものが12月22日(今日から3日後!)に始まるそうです。
(『風の時代』についての解説はここでは省略しますが、ご興味ある方は「風の時代 グレートコンジャンクション」などでググってください)
なかなかすごいことが始まるみたいですよ。
ちなみに蛇足ですが、父の命日が12月22日なんですよ。
(↑かなり個人的ですが、すでにこの符合がスゴイって思ってます)
お墓参り行ってきます。
ではではみなさん、風の時代も、風の時代らしく、ご機嫌よう。
Vision Quest主宰
河本 ここの