「自分より10歳年上、そして10歳年下の友人を持て」と教わってきたけれど、最近は(10歳を遥かに超えた)20歳以上年長の先輩方と交流して、その「あり方」を見せていただく機会が多い。そして、そのセンパイ方からケタ違いな世界観を見せていただく度に、それは「激しい刺激」として自分に向かってくるのです。
10〜20年先のビジョンを持つことは大事だけど、そんな先のこと、実際どうなってるかなんて、わからない。
ということは、活き活きとその年代を生きている人と接して、その肌感覚を体感させてもらうことが、ビジョン(あり方)を持つことになるんだなぁと、その度に思う。

同時に、年上だけでなく年下の友人を持つことが大事なのは、刺激をもらうだけではなく、自分も同様に刺激を「与える」存在となっているか、という自分への問いかけのため。

先日はクラプトンのコンサート(74歳)、日曜葉山のヨットクルーズ(70歳)、4月初めにお尋ねしたご夫婦(72歳)。どれも桁違いの世界観だったけど、同じようになりたいというのではなく、自分がありたい姿に向かってビジョンをクリアにしていきたいと思う。
「なにもの」かになろうというのではなく、自分がありたい自分になっていく。
それこそが、「これでいいのだ」と言える自分のことなのだ。