2019年、みちみち会を振り返ると、
私のカミーノ紀行(2018年末にKindle出版)を題材にした分かち合いを始めとして、Netflixでのコンマリ番組を見る企画を見たりしながら、

・シンプルに生きる
・受け入れる
・ご縁を生かす
・目の前の一瞬を味わう
・自分の「当たり前」から抜け出す
・本当にやりたいことを見つける
・心を休める

などのテーマを通じて気づきを深め、自分の本当の気持ちに繋がる時間を持ちました。

また、2019年のみちみち会には、二つの大きな変化がありました。

一つは、みちみちファミリー(継続メンバーグループ)を立ち上げたこと。

みちみち会は、傾聴を通じて心の深いレベルで人と繋がり、同時に、自分の深いところにある本質的なものと繋がり合うことが目的です。

ファミリーを立ち上げたのは、同じ思いを共有する継続メンバーをベースに、スポット参加メンバーも一緒になって互いに「受け入れる」「受け入れられる」場を創ることが、より深い気づきをお互いにもたらすのではないかと考えたから。

ドキドキしながら立ち上げた「ファミリー」でしたが、これは私自身がこれからも長く続ける場だと考えている姿勢が、より多くの方に伝わったと思っています。

また、メンバーになってくださった方からは、「自分はこれから傾聴を学び続け、自分理解と他者理解を深めていくのだ」と、背中を押してもらえた気がしたと聞きました。

そしてもう一つは、合宿版みちみち会「みちリート」を始めたこと。

2月は1年のビジョンを決めて予祝する宴を箱根強羅で開催し、9月は昼〜夜〜朝とそれぞれ道志村の森に入って自然の中に身を委ね、あるがままの自分を感じました。

ともに、ゆったりとした時間の中で自分を見つめ直し、深い結びつきをを共に実感する時間を持てたことが素晴らしかったです。

大事なことは、日常の中にこそあるように思います。

だからこそ、日々の小さなことに心を留め、自分を整えていくこと。

このことは、目に見える大きな変化をすぐには起こすものではないけれど、日常を彩り豊かでじんわりとした幸せ感に満ちたものにしてくれます。

答えばかりを求めるのではなく、問いを深めること。

そうやって自分の内から見出した感覚や思い、言葉は、自分の心を真の意味で癒してくれます。

自分の心への問いかけは、本来であれば一人で行うことですが、心の深いところで繋がりあう他者の存在が感じられる時に、気づきの力が強まると感じます。

今年は、「聴く」ということを多角的に感じ取るための企画をたくさん楽しんでいきたいと考えています。

みなさんとじんわりした時間を過ごせることを楽しみに待っています。