フラミンゴ2号(Lin)

楽しみにしていた不惑の年を越えて、人生の後半を更にハッピーに自分らしく過ごすために、立ち止まって、「これまでの20年間の振返りをしたい、人生の後半のビジョンを考えたい!」と会社を休職し、自然豊かな環境を求めて910にやってきました。リトリートプランのさくら部屋は、いつも窓の外から御神木のクヌギさんが見守ってくれ、朝の光の中で目覚めるとっても穏やかな空間でした。

910では、午前中は、光が燦燦と降り注ぐ風通しが心地良いリビングやデッキで、20年の「これまで年表」を書き、午後は海や山へ行き、夜はごはんを作りながら住人さんと交流、という、予定を決めないシンプルで平穏なリトリート暮らしを満喫していました。都内の自宅では、どうしても日常の些末なことが気にかかり、なかなか書けなかった年表も、910のリトリート環境では、ゆっくりじっくりと約3か月の時間をかけて、これまでの様々な出来事を丁寧に思い出し、かけがえのない「これまで年表」を仕上げることが出来ました。そして次は、約2か月間、ゆっくりと30年の「これからビジョン」を考えていきました。行き詰まりを感じたときにはいつも、鷹取山の風や逗子海岸の夕陽を感じに行くと、すーっと自分の中の自然に戻っていきました。そして、徐々にゆっくりと、点と点だった「これまでとこれから」が、一直線に繋がり、これからの夢とビジョンが見えてきたのです。さらに、その夢を910のみなさんに共有することで、スピードを増し、今まさに、どんどんと現実化へと向かって行っている途中です!

秋が深まる前~うぐいすの美しい鳴き声が聞こえてくる頃までの季節の移ろいを感じながら、910で過ごした約半年間は、わたしの人生の中で、間違いなくかけがえのない宝物です。シェアハウスに入居することは初めてだったので、最初はどきどきしていましたが、ここのさんをはじめ、素敵な住人さんに出会い、「拡大家族」として暮らすことを体験できたことは、これから先の大きな道標となりました。「暮らすように旅する、旅するように暮らす」ことが好きな私にとって、910のリトリートは、とても理想の空間でした。大人な住人さんが多い910では、とてもリラックスした自分空間自分時間を楽しめ、そして時には、美味しいごはんを食べながらの語らいは、心地よい刺激を受け、そして、また前に進んでいく勇気へと繋がっていきました。

自分が思っていた以上に、910での感じるリトリートが転機となり、今、新しいステージと進んでいることにとてもわくわくしています。春~秋にかけての季節もきっと美しいことでしょう。素敵なフラミンゴプランを利用して、自分を癒し整える場所、自分の中の自然に戻る場所、910へ頻繁に(!)帰って来たいと思います。
910で出会ったみなさんにたくさんの感謝を贈ります★
ありがとうございました。

リンさんの作るあったかな手料理を頂きながらのひととき