毎月1日に配信している、この「ここのつ島便り」。
いつも読んでくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
お便りにお返事いただくことが時々あって、そういう時はとても嬉しいです。
それもあってなのか、月末が近づいてくると「何を書こうかなぁ」という想いが頭の中を巡り始めます。
その月に体験したこと、気づいたこと、聞いてほしいこと、伝えたいこと。
読んでくださっている方の顔を思い浮かべながら考えます。
が。。。
実は今回、何も思い浮かばないんです。汗。
正確に言うと、体験したことや起こったことはたくさんあって、何も思い浮かばないわけではないんです。
リトルウルフキャンプ(インディアンの師匠が長年続けている子ども向けキャンプ)でスタッフとして本気で関わらせてもらったことも、
そのキャンプで本気を出し過ぎたのか(?)右足を痛めて不自由が続いていることも、
そして、私の人生を変えた恩師とも言える松岡正剛さんが亡くなったことも。
他にもあるんです、自分として記念すべき体験も。
感じてみると、
その全てが、私の中で、びーーん、びーーーーんと響き続けていて。
その響きは、お互いに響き合いながら何かになろうとしている感じもあるのですが。。。。
と、ここで今気がついたのですが、私にとって月に一度のお便りを書くことは、みなさんに「聴いてもらう」ことなんですね。
聴いてくれる人の存在によって、「話すこと」は「自分を理解していくこと」になっていくものですが、私にとってはここで「お便り」として書き進めることが「自分の中にある想いや願いに気がついていく」大事な時間になっているんですね。
改めて、いつも読んでくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
話を戻すと。。
なんとなく今回は、自分の中で響き続けているその響きを、そのままにしておきたいような気がしています。
その状態をそのままにしておきたくて、つらつらとこんな風に書いている一方で、こんな中途半端な内容で出すこと自体が正直コワかったりもするのですが、わたしにもこういう時があります。
なにもかも、起こることが起こるだけ、ということで。
今日から9月。
季節はどんどん移り変わっていきますね。
そのうつろいを、お香でも焚きながらじっくり味わってみようと思います。
さて、これから先、私の中には何があるのかな。
みなさんも、良いひと月を。
ごきげんよう♪