毎月9日に開催している「ここのつのご飯会」

時にはゲストをお呼びしたり何かのテーマを決めたりはするものの、基本的には気楽に集まって近況を報告したり日頃思っている悩みについて解決に協力してもらったりなどしながら、気軽にご飯を頂く会です。

1月は、年初めということもあり、この「ご飯会」とVision Questのイベントをコラボさせた会にしました。

とは言っても、普通のご飯会では面白くない。

Vision Questらしく、「え?そんな組み合わせってアリなんだ!?」を味覚から体験してもらう企画として、イタリアンと日本酒をマリアージュしてみました。

そう、和食にワインというのは定番になってきたものの、イタリアンと日本酒はまだあまり聞かないですよね。

それが実はとても合うのです。

ということで。

味覚で驚きを体験しつつ、皆さんと交流しつつ、Vision Quest恒例「自分の夢やビジョンを言ってみる」のフルコース。

イタリアンの講師は、マンマの味を修得すべくありとあらゆるイタリア料理を食べ尽くし、作りに作って今はイタリア料理教室を開講する高木奈美さん。

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そこに合わせる日本酒は、

乾杯として、永井酒造の水芭蕉辛口スパークリング。

これは、世界初、シャンパンを再現した日本酒と言われる「MIZUBASHO PURE」の元となったお酒。

シュワシュワ感が乾杯にピッタリなんです。

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お料理に合わせるのは、櫻正宗酒造の櫻華一輪、焼稀生一本、協会1号酵母の合計4種

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イタリアンのメニューは、

ペコリーノのクリームチーズ、スモークシープリコッタ、アンチョビとケッパーを挟んだミニモッツァレラを合わせた前菜盛り合わせ

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ブリーチーズを使ったパスタ

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アクアパッツァと、そのアクアパッツァのスープを使ったパスタ

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最後のチーズは青カビのスティルトン

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テテドモワン

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カルボーン

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ブリーを取り放題という贅沢三昧

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身体にすっとなじんで沁みる大吟醸の櫻華一輪とチーズの組み合わせから始まり、どれも全く違和感なく「日本酒とイタリアン」が楽しめたのは美味しい驚きだったのですが、個人的にイタリアンとのマリアージュで驚きがあったのは、ブリーチーズのパスタに合わせたぬる燗の焼稀。
両方が合わさって「シンプルに美味しい」と感じながら頂ける組み合わせでした。
あとは協会1号酵母と重めチーズも、双方の個性と旨味が引き立ち合って感激。
スティルトンのような重めチーズは、今後は協会1号酵母とのマリアージュでしか頂きたくないと思わせるような絶妙感でした。
あと、今回の発見。
日本酒は、お酒の温度管理が合わせるお食事に非常に大事だと言う事。
とくに、重めのチーズと合わせる時は胃の中でチーズが固まらないように常温かぬる燗がオススメとか。
いろいろ本当に「これもアリなんだ!」を体感できる会となりました。
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また、Vision Questの交流会の最後に、恒例の「夢のひと言」コーナーも。
何かしたいこと、やりたいこと、こんな風になったら良いな、をひと言ずつ言いあいながら、全員で共有します。
これをお願いすると「夢なんて、そんな事考えた事がないー」と戸惑う方も多いのですが、どんな小さな事でも良いから心の中にある「夢」を取り出す事ってとても大事なんです。
人って、思ってもみない事を問われると、その問いが内在化するようになります。
そして意識が少しでもそちらに向くようになっていきます。
これが、とにかく「なりたい自分」に向かっていく第一歩。
美味しいお酒とお料理と、楽しい人との交流で心を開いた後に皆さんから聞いた夢やビジョンは、皆さんの「今」から一歩踏み出したとても素敵なものばかりでした。
聞いていた私はもちろん、あの場にいた全員の気持ちが前に進んだ、そんな空気でいっぱいになりました。
1年後の来年には、みんなの夢が少しでも前進していますように。(いや、きっとなっているに違いないー。)
追記)今回、日本酒講師としてお越し頂く予定だった清永真理子さんですが、ご事情により来られなくなりまして、急遽ワタクシが代行させて頂く運びとなりました。予定していた清永さんのレクチャーがなくなった分、予定より参加費を下げて会をさせて頂きました。次回は、清永さんによる奥深い日本酒の話や蔵本さんのとっておき話などもお聞きできると思います。また楽しみが増えました!