こんにちは。すっかり秋になりましたね。

天高く馬肥ゆる秋。

エネルギーが動き続けた夏が終わり、自然の実りを味覚としても実感できる季節になりました。

そして、秋という季節と夕暮れは本当に馴染みます。

1日が終わりかけていく時は、その日の実りの時間に当たるということでしょうか。

話は全く変わりますが、家族の人の話を聞いたり講座を開催していると、
自分が大事にしている気持ち(価値観)を人に言葉で説明できることが本当に大事なんだなぁと思うことが多々あります。

こうしてコミュニケーションは知らず知らずのうちにすれ違っていくのだなぁと思ったのは、

旅行の予定を立てるのに、ある程度のスケジュールを決めておきたい奥さんと、その時の気分や状況次第で臨機応変に予定を変更したいダンナさんの関係性とか。

子供たちの衣類などの持ち物を準備する立場の奥さまとしては、ある程度行動予定を決めておきたいと思うわけで。

一方のご主人としては、現地で何か楽しいアクティビティを見つけるかもしれず、むしろその余地を残しておきたい。なんなら、必要な時に現地で調達すれば良いくらいのモードでいたり。

この「相手のやることが理解不能」につながる行き違いは、統計心理学i-colorの視点からみると、男女の性差や脳の構造の違いだけではなく価値観の違いであることも多いと思うんですよね。

私が講座として提供しているi-colorでは、素質(人が突出して強く持つその人の価値観)を大きく3つのグループに分けています。

当然ですが、素質ごとに行動パターンも異なりますので、自分と違う素質を持つ人が取る行動は、結果として「信じられない」「わからない」になりがちです。

講座では、その統計をベースにした傾向性がわかるi-colorを参考に壁打ちのツールとして使いながら、自分の価値観や(無意識に行っている)価値観を理解していきます。

同時に、そこから発生する行動パターンを意識的・客観的にみていくのですが、その時に大事なことは、みんなが自分ごととして具体的な出来事を思い出してもらいます。


というのも、人は自分に起こる出来事を通じて成長していくものだから。

同時に、何が起こったのかという出来事だけでなく、「そこで何を感じたのか」にもフォーカスしてもらいます。

なぜなら、無意識に感じていることが意識の世界で見えるようになることで、それが「気づき」になるから。

このプロセスを丁寧に行っていくと、自分はどういうことを大事にしていきたい人なのかがはっきり見えてくるようになっていきます。

自分が大事にしている価値観や、自分はどのようなことを喜びとしているか。

自分にとって「ここがどうしても大事!なぜなら・・・・」と言語化できないということは、自分の価値観をしっかり認識できていないのと同じことです。

でも、なぜ自分がそのように感じるか、なぜそのような行動をするのかを人に説明できるまで自分で自分を理解できるようになると、人の価値観との違いも理解できるようになり、モヤモヤは晴れてきます。

誰もが良かれと思って行動していて、相手にわざわざ不快な思いをさせようとして行動している人はいないものです。

人との関係性でモヤモヤするのは、自分の価値観と相手の価値観にズレに気が付かないとき。

i-colorVision Quest講座では、統計心理学i-colorを壁打ちツールとして使いながら、自分の価値観を様々な角度から掘り下げていきます。

結果として、自分は何を大事にしているのかが見えてくるので、自分は人生に何を求めているのか、人生をどう生きていきたいかも自然に導き出されてきます。

同時に、相手の価値観は自分とは違うこと、どちらが良い/悪い、正しい/間違っているではないということも体感して理解できるようになってくるので、周りの人と調和して心地よい関係性を築けるようになってきます。

毎月開催しているi-color 1dayセミナーでは、みなさんのi-colorタイプをお伝えした上で、価値観のベースとなる3グループの特徴とそれぞれの行動パターンの違いについて解説します。

また、自分とは違う価値観を持つ相手とのコミュニケーションのコツについてもお知らせします。

モヤモヤの原因は何だったのかが解明する3時間になることを保証しますよ。

大事な人との関係を、より実りある時間にしていきましょう。