夜になって、みんなで晩ご飯を用意しました。
地元でとれた新鮮な野菜を、ごくごくシンプルな味付けで。
ご飯を終えて夜の森に入ろうと外に出たら、満月でした。
ここから先は、夜の森です。
(真っ暗なので写真はありません。ご想像ください)
前も後ろもわからない真っ暗な闇の森の中を歩くって、怖いです。
安全を配慮して河村さんがガイドしてくださっていても、足元が見えない不安といったら。。。
言葉にできません。
もしかしたら、側の暗闇に何かがいるかもしれないなどと考え出したら、どんどん恐怖が心に迫ってきます。
でも。
冷静になって心が落ち着いてくると、その恐怖は単なる自分の妄想が作り出したものだということにも気づくのです。
世界を作り出しているのは自分の心だということ。
心を閉じればそれは恐怖になり、心を開いて受け入れればそれは安心になるということ。
自分の心は一瞬でどちらにも行き来するのだという不思議な体験でした。
古民家に帰ってから、焚き火を囲んで、心に浮かんでくることを、ぽつりぽつりとシェアしました。
すっかり夜も更けて、夜中の2時を過ぎてから、寝袋にくるまりました。
森の時間って、不思議です。