9月秋の3連休は、みちみち会、秋のみちリート企画。

自分とのつながり、人とのつながり、自然とのつながりを感じるために、山梨県道志村の「養老の森」に行ってきました。

(みちリートとは、みちみち会ファミリーメンバー対象の1泊2日お泊まり企画です)

森の中では五感が繊細になって、心が自然に開かれるのでしょうか。

昼、夜、朝という時間の変化によって、受け取ることや感じることも変化します。

自分の五感の変化をそのまま楽しんでいると、いつのまにか自分が「あるがままの自分」と繋がっている、そんなことが起こるのです。

そんな「感じる世界」へ私たちをガイドしてくれたのは、「五感・ダイアログCAMP/よる*森*ハイキング」主宰の河村智行さん。

拠点は、高尾山駅からさらに約1時間ほど車に揺られた山の中に建つ古民家。

出発する前に、山伏のアキラさんに法螺貝で場と空気を清めていただきました。

河村さんがおっしゃるには、「山に入る」時には、山と自分の呼吸を合わせ調和していくことが大事だそうです。里にいる時と同じモードで山にずんずん入っていくと、山との不協和音を生んでしまうのだそうです。

そう教えてもらったので、私たちは森に向かって、ゆっくり山を歩いていきました。

すると、本当に森の始まりが「感じられる」ポイントがありました。

なので、全員そこで一度立ち止まって、

深呼吸をして、

ふたたび歩き始めました。

美しい沢を超えて

少しずつ森の奥深くに入ります。

いろいろな色が目に飛び込んでくるようになりました。

見上げた枝は放射状に広がっていました。

お天気はずっと薄曇りでしたが、開かれたこの場所でホラガイを吹こうとしたその瞬間、太陽の光が差し込んできました。

自由に。

それぞれに。

自分に入り、自然と繋がる感じる時間。

自分の気持ちに繋がって、自分が「森で気になったもの」を一つ選び、それを俳句という17音にまとめてみました。

感じた気持ちは、放っておくとすぐに消え去ってしまうけれど、言葉にして、それを人と分かち合うことで、その奥にあるものを感じることができるものです。

森のおかげで心が開かれているのでしょうか。

発表を聴くうちに、相手の気持ちと繋がったのでしょうか。

気持ちと景色が自分の中にも現れてきて涙があふれてきました。

・・・・・夜の森編へつづく・・・・