こないだ近所の神武寺を友人とハイキングしていた時に、「流れ星が見れたら何を願うか」という話になりました。

流れ星が流れるとっさの瞬間に「願い事」を言えるってスゴイですよね。

でも、この「願い」がわかっていることが大事なんだ!と、以前私は尊敬する方に教えてもらったんです。

その方には、墓標碑(自分が死んだ時に自分のお墓に刻んで欲しい言葉)を用意して生きなさいとも言われました。

どちらも、ポイントは「自分の願い」や「どう生きたか」が明確であること。

その言葉をきっかけに、私は自分の墓標碑を「愛と幸せの発信地」としまして。
(子供たち、よろしくねw)

また、人生の願いは「可能性に満ちた人生の喜びを共に分かち合うこと」としています。
(長くて流れ星には間に合わなさそうw)

でも、これで腹が座った感じがあります。

何か判断に迷ったり、どうしようかなと悩んだ時にはこの言葉に照らし合わせて決められるので、心は安定しています。
とても大事なことだと実感しています。

なので、Vision Quest講座の最終回では、受講生のみなさん一人一人に、自分のありたい姿を「心のコンパス」として言語化してもらっています。

4ヶ月の講座期間で自分の棚卸しをしているうちに、だんだん「自分の人生これでよかったんだな。これでいいんだな」が感じられるようになってきます。
(自分を振り返ることを怖がる方も多いですが、いざ向き合ってみるとそうでもなかったという方ばかりです)

修了生のみなさんにとって「心のコンパス」は、
自分を許し、自分を守ってくれるもう一人の自分、自分の分身のような存在だそうです。

もともと自分の中にあったものを見つけ出したものだから、当然ですよね。

ミヒャエルエンデの「モモ」には
>>時間とは生きることそのもの。そして人のいのちは心を住みかとしている。

という一節がありますが、自分が一番多くの時間を費やすことは自分が今一番大事にしていることでありたいと思います。

そして、それがわかっていれば、急に目の前に流れ星が流れたとしても慌てることなく願いをかけられるのではないかと思います。

さて、今夜も夜空を見上げましょ♪