長崎の壱岐に、拡大家族のみんなと行ってきましたが、5日間の滞在は、まるで”暮らすような旅”時間を過ごしてきました。

アキラさんと私、現島民と元島民の4人は、関東から移動。

現地では、壱岐に移住した元910島民リンさんと、元910島民で壱岐出身者のしまちゃんがお出迎え。(ややこしい!)

観光の予定は特になく、その時々でそれぞれが望むことを出し合いながら決まっていく感じ。

この時間の過ごし方が、とてもとても心地よかった。

場所が島だってことも関係してるかもしれないけど、こういう旅をこれからもたくさんしたいって、思いました。

その中でも、サラリーマンアキラの落語初舞台はハイライトでしたね!!

みんなでアキラ父さんをドキドキハラハラしながら見守りながら、大いに笑わせてもらいました。

初舞台って、後にも先にも一度しかない貴重な時間。

いくつになっても”初めて”がある、ドキドキがあるっていいな、と改めて。

そしてこの”安心とドキドキ”が拡大家族の一体化に一役買ったのか知りませんが、とにかく終わってみんなでホッと胸をなでおろした瞬間は間違いなく「一体感」でした。

あー無事に終わって良かったな、はいカンパイ、と。

そうそう。

ほかに面白かったのは、私たちが一緒にいる時に「みなさんは、一体どういう関係ですか?」と聞かれることが多かったこと。

私とアキラさんが夫婦ということはわかるらしいんですが、他の女子たち含めた全員で醸し出す空気感がどうやら”不思議”らしい。

言われてみると、私たちって”友人”でも”職場の同僚”でもない。

要は「家族」なんだけど、それをそのまま伝えると歳周りのつじつまが合わずヘンな感じになる。

だから「親戚のような関係で」と答えるのが一番便利な答えになるわけで、そうすると皆さんが「ふぅーん」と、わかったようなわからないような、そんな感じで何となく理解・納得してくれる。

家族じゃないけど家族みたいな。

家族以上に家族みたいな。

ほんとの家族だったら改まって言わないような感謝の言葉もきちんと伝える。

言いたいことがあれば、我慢しないでそのまま出す。

当たり前だけど難しい、自分がものすごく「普通の状態」でいられるこの感じ。

自分が”普通でいられる”って、本当に大事なことなんですよね。

拡大家族旅のもう一つのハイライト「新月ふるまいおむすび」については、また改めて。

*集合写真の中には、お二人だけプロの噺家さんがいらっしゃいます。どの人かわかりますか?w