今月は、私の長年の夢を2つも実現した記念すべき月でした。
というのも、Vision Quest拡大家族の仲間(有志)で、2泊3日の北海道を旅してきまして。
わたし、北海道には、長い間ずーーーっと行きたかったんです。
目的は美瑛の美宙天文台と、札幌のモエレ沼公園を訪れること。
美宙天文台は、天文台台長の理学博士の佐治晴夫先生がおっしゃるには、
その望遠鏡で空を見ると、肉眼では太陽の強い光によって見えない「真昼の空に光るお星さま」が見えると!
佐治先生から「目には見えないものでも、あるものはある」ことを、科学の力が教えてくれるのがこの天文台なのだとお聞きして以来、長い間私はずっとその「ダイヤモンドのようにキラキラ光るお星さま」をこの目で一度見たかったんです。
(余談ですが、VQのお香「まひるの星」は、ここから名付けました)
そして、彫刻家イサム・ノグチが手がけたアートパークであるモエレ沼公園。
私はイサム・ノグチが持つ「間」や「和」の中に混じり合っているような“関係性”がテーマの世界観が好きで。
公園全部がひとつの彫刻作品というものを、全身で味わってみたかったんですよね。
実際に訪れてみて、それは言葉にできないほどの感動がありました。
でも、この旅の豊かさは、みんなの存在やそれぞれのよろこびの掛け合わせだったこと、折に触れて「分かち合い」の時間をもったことも大きかったです。
楽しいことを共に体験するだけでなく、心にあることを話し、聴き、お互いにじんわり味わう時間を持つと、お互いの関係はより豊かになるんですね。
このように、長きに渡って私が温め続けていたその夢は、
自分が想定していた以上の感動と共に実現したのですが。
やっとわかった気がしました、これまで私が夢を実現させようとしてこなかった理由が。
夢の実現や感動は、自分ひとりだけで創るものではなく、
仲間とともに創るんだということを体験したかった。
のではないか。
夢を持つのは自分にしか出来ないことだけど、自分一人の力で夢を実現しようとしないこと。
自分の周りには、たくさんの人がいることに気づき、分かち合いながら共鳴しながら進んでいけばいいんですよね。
夢はそれ自体が何かを創造する力を持っていて、私を、そして私たちを未来へ導いてくれるもの。
だから焦らず、夢を掲げ続けていきたいですね。
きっと思いもよらない形として実現すると信じています。